勝田整体治療院

有名な整体(整体院)横浜市神奈川区東白楽駅/身長を伸ばす整体でも有名な横浜の整体院。

TEL.045-717-7277

〒221-0065 横浜市神奈川区白楽4-13 マツヤ第5ビル3F
(東横線/東白楽駅 徒歩1分以内・京浜東北線/東神奈川駅 徒歩約7分)

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秋(素問:四気調神大論) 

秋三、此れを容平と謂う。

天の気以て急に、地の気以て明らかなり。

早に臥し早に起き、鶏と倶に興く。

志をして安寧ならしめ、以て秋刑を緩め、神気を収斂し、

秋気を平らかならしめ、其の志を外にすることなく、

肺気をして清らかならしむ。

此れ秋気の応、養収の道なり。

これに逆らえば則ち肺を傷り、冬に飧泄となり、

奉蔵するもの少なし。


 

( 秋を「容平」と称し、土用波が過ぎたあたりから気候が急に変わり、

万物は成熟して容(かたち)が平定することを意味する。

地気は粛清にして、物みな色彩鮮明である。

早寝早起きをして、鶏のように日暮れれば眠り、明ければ起きるのが良い。

志気はつとめて平静を保ち、秋月の草木を枯死させる粛殺の気が、

身体に及ぼす悪影響の緩和をはからなければならない。

精神も十分ひきしめて、秋気と身体との融和をはかるべきである。

この努力によって肺気を清浄に保つことができる。  )


 

勝田整体治療院では、この季節から人体が影響を受けうる外因に対して、

悪い影響を受けずに、むしろ好影響を受けられる身体づくりの応援をいたします。

 

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夏の食材(生薬)

 

夏は1年で最も平均気温が高く、全天日射量も多いため、万物の成長が顕著に見られる季節です。

もちろん、その変化に呼応して、身体の陽気も最も盛んになります。

 

身体の陽気が上昇して、新陳代謝が活発になることにより、「心」の機能も高まるため、

寒涼性で鹹味・酸味・適度の苦味の食材で「心」を養うように心がけます。

 

食材(生薬)の選択は

清熱解暑(熱を冷ます)として、キュウリ・ハス・スイカ・トマト・ニガウリ等、

生津止渇(水分、ミネラル補給)として、トマト・卵・あわ・そば・小麦粉等

が良いでしょう。

 

この暑い季節、「心」を守ることで、夏バテの予防を……

 

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七情

東洋医学では、身体の内側から生じる感情として、

「喜」「怒」「思」「悲」「憂」「恐」「驚」の七つの感情があり、これを「七情」といいます。

 

これらの感情は日常、生理的活動範囲で普通に発生します。

しかし、突然過度の激しい感情の変化がおきたり、ある感情が長期間継続したりした場合は、

身体の持つホメオスタシスでも調節できなくなり、

五臓六腑や気血、津液等の機能失調を引き起こし病気となるのだと説明しています。

 

そして、それぞれの感情は、特定の臓器に関与しているといいます。

「喜」は心、「怒」は肝、「思」は脾、「憂」「悲」は肺、「恐」「驚」は腎に属していて、

過剰な感情が属する臓器に影響を与えるとしています。

たとえば、「考えすぎて胃(脾)が痛い」「肝を煎る」「肺肝を摧く」「喜びすぎて興奮して眠れない」

などの表現も、そのような関連性から生まれています。

 

また「七情」は、「気」との関連性もあり、

●「喜」 喜べば、気はゆるむ (うれしくて気がゆるむ)

●「怒」 怒れば、気は上昇 (カッとなって気が逆上 ↑ )

●「思」 思わば、気はかたまる (思うところがあって気がふさぐ)

●「悲」 悲しめば、気はきえる (悲しくて生きる気も… )

●「憂」 憂えば、気はちぢむ (気をもむ)

●「恐」 恐れれば、気は下降 (恐ろしくて腰がぬける ↓ )

●「驚」 驚けば、気は乱れる (驚いて気が動転する)

 

実際には、これらの感情が複雑に絡み合い「内因」となり身体にいろいろな症状を生じさせるのでしょう。

 

勝田整体治療院では、「七情」の過度の変化が身体に与える影響を受けにくい、

身体(心体)の恒常性を正常にしていくことも施術目的の一つとして治療を行っています。

 

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六気・六邪(六淫)とは

 

東洋医学では、自然界の人間が感じうる大気の状態を六つに分け、

この六つの大気の状態を、風・寒・暑・湿・燥・火(暑が更に極まったもの) の「六気」としました。

 

もちろんこの「六気」は、通常人間にとっては必要不可欠なものであるはずですが、

「六気」が多すぎたり、不足したり、身体が「六気」に対して著しく抵抗力をなくしたときは

「六気」は「六邪(六淫)」と言うものに姿を変え病気の原因となるといわれています。

 

「六邪」は、口、鼻、皮膚から体内へ侵入してきます。

正気が強く健康であれば、「六邪」を排除して病気にならないのですが、

「六邪」の方が、正気に勝ってしまうと発病するということになります。

 

古代中国人は「六邪」と季節との関連性を説くことにより、病気の状態や概念の説明をしてきました。

(「風」は春、「寒」は冬、「暑」は夏、「湿」は梅雨(長夏)、「燥」は秋、「火」は暑がきわまったもので季節性はなし。)

しかし、抽象度を変えれば、一日の時間による温度変化や居住地の気候特性、室内環境等とも関係があることになります。

 

これからの季節は「湿邪」と「暑邪」に、気をつけるというのが大きな捉え方ですが、

冷房温度を極端に下げ、風量も強くしていれば、「寒邪」や「風邪」や「乾邪」に侵される可能性もありますし、

冷房は嫌いだから使用しないで窓を閉め切っていれば「火邪」に侵されてしまうかもしれません。

 

そのような状況に陥らないために、

 

自分と自分の周囲を止観でき、自分を包んでいる大気の状態をも敏感に感じ取れる、

「六邪」に侵されない健康な身体(正気に満ちあふれた身体)を目指される方は、

是非、勝田整体治療院へお越しください。

 

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梅雨時期の湿邪(東洋医学でいう外因の一つ)

 

 

梅雨期となり、湿度も高くじめじめとした毎日が続くようになりました。

 

東洋医学では、このような季節や湿地帯で生活時に

「湿邪」が原因となる疾病を引き起こしやすくなるといいます。

 

「湿」は重く粘稠で、体力低下時に「湿邪」が体表を侵すと経絡や臓腑や関節をつまらせ

食欲不振や消化不良による倦怠感や浮腫み、関節の障害に伴う関節痛や運動障害等を

生じやすくなるといいます。

 

湿度の高いこの季節、

エアコン使用可能な部屋であれば湿度を下げ、湿った衣服はすぐ交換したり、

晴れた日は窓を開け換気したりして、「湿邪」に侵されないような生活環境をお作りください。

 

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三因【外因・内因・不内外因】東洋医学でいう病因

東洋医学では人が健康であることは、陰陽・気血・臓腑・津液・経絡のバランスが身体の中で、

エアコンの温度を調整するサーモスタットのように一定の範囲内で上手く取れ、

維持できている状態のことと考えられています。

しかし、身体のセンサーが壊れ、ある一定の範囲を超えて自然に適正範囲内の

健康状態域に復元できなくなったときに疾病を発症してしまいす。

それを引き起こす原因として、「外因」「内因」「不内外因」の三つの因子があるといわれ、

この三つの因子を「三因」と呼んでいます。

 

まず、「外因」とは、身体の外側の環境が病気の原因となります。

そして、自然界の気候状態を風・寒・暑・湿・燥・火の六気に分け、

六気に過不足が生じると、風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪

の六邪(六淫)へと転化して身体へ悪影響を与えるとされています。

 

続いて「内因」とは、身体の内面に起因する病因のことで、

あえて、喜・怒・憂・思・悲・恐・驚 の七つの感情を七情と呼び、

これらの過度のそして継続した感情の暴走が臓腑を傷つけてしまうとされています。

 

そして「不内外因」とは、

外因でも内因でもない過度の労働や暴飲暴食などの病因のことで、

暴飲暴食、疲労、外傷、中毒、体質、遺伝等が原因となります。

 

宋時代の「三因極一病証方論」などで、病因はこの三つに分けられ、

以降、東洋医学では病気の原因を三因に分けて考えるようなりました。

 

勝田整体治療院では、「三因」の影響を受けにくい健康な身体(心体)を

創造することを常に意図して施術をさせていただいております。

 

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桜咲く好季節。

外気も心地よくなり、皆さんの気持ちも華やいできていることでしょう。

ところで、桜は観賞用だけではなく、花は桜湯や桜漬にして、葉は桜餅として、実桜の果実はサクランボとして食することが出来ます。

桜の花には、肌のシワやたるみの原因となるコラーゲンの糖化を抑制する抗糖化作用や、

繊維芽細胞のコラーゲン格子形成増加作用が備わっていているそうです。

また樹皮は「桜皮(オウヒ)」という生薬で、鎮咳、去痰作用のある漢方薬として知られています。

日本の国花でもあり、日本人が大切にする桜、

毎年、桜の咲く前から、今や今かと心待ちにし、桜の枝を毎日気にかけ、咲いては喜び、散っては惜しむ。

日本人は昔から桜をこよなく愛して生きてきて、

これからも、この一年の始まりである春には、桜を囲んで生きていくのでしょうね。

 

 

 

素問:四気調神大論 【春】を考察する

 

【素問 四気調神大論】

春三月、比謂発陳。天地倶生、万物以栄。

夜臥早起、廣歩於庭。被髪緩形、以使志生。

生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。比春気之応、養生之道也。

逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。

 

春を「発陳(発生、発育がつらなりならぶ)」と称し、気温の上昇とともに潜気発散し、天地の間に万物みな発生する。

朝は早めに起き、ゆっくり散歩するのが良い。髪は解きほぐし締め付けずゆるめ、全身をゆったりと自由にする。

志を立て意欲を起こし、育てる。そして起こった意欲は押さえつけず、のびのびと成長させる。

成長に役立つものはすべて取り入れ生かしていくべきで、奪ってはいけない。

春は新しいものを発生させ、万物が生き生きとして生気にあふれ動き始める時なので、人間の心体も新生の機に適応させて、のびやかで自然にその変化を受け入れていきましょう。

季節の変化で体調を崩された方は勝田整体治療院にお越しください。

 

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五行説(ゴギョウセツ)

 

五行説とは、古代中国における物質の根源にかかわる思想です。

当時、物質の根源要素としての「木」「火」「土」「金」「水」を5つの基本物質として選びました。

5種類の要素は「互いに影響を与え合い、それらの生滅盛衰によって森羅万象に変化を与え、循環していく」という考え方がこの思想の根底に存在します。

この5つの物質が影響を与える作用を5行いい、それらが互いに影響し合い、「相生」と「相克」という関係が生じることを導き出しました。

まず「相生」とは、5行の一つが順送りに相手を生み出し促進ていくことであり、

「木は燃えて火を生じ、火は灰となり土を生じ、土は金属を生じ、金属の表面には凝結により水を生じ、水は木を成長させる。」

と説いています。

そして「相克」とは5行の一つが相手を抑制し制約する作用のことであり、

「木は土に根をはり養分を吸い取り、土は水を吸収しせき止め濁す、水は火を消し、火は金属を溶かす、金属は木を切り倒す。」

と説明しています。

この五行説に基づき、

【 五臓 】 肝(木)・心(火)・脾(土)・肺(金)・腎(水)

【 五腑 】 胆(木)・小腸(火)・胃(土)・大腸(金)・膀胱(水)

【 五官 】 目(木)・舌(火)・口(土)・鼻(金)・耳(水)

【 五主 】 筋(木)・血脈(火)・肌肉(土)・皮(金)・骨(水)

【 五季 】 春(木)・夏(火)・土曜(土)・秋(金)・冬(水)

【 五悪 】 風(木)・熱(火)・湿(土)・燥(金)・寒(水)

【 五方 】 東(木)・南(火)・中央(土)・西(金)・北(水)

【 五色 】 青(木)・赤(火)・黄(土)・白(金)・黒(水)

【 五志 】 怒(木)・喜(火)・思(土)・憂(金)・恐(水)

【 五味 】 酸(木)・苦(火)・甘(土)・辛(金)・鹹(塩)(水)

【 五果 】 李(木)・杏(火)・棗(土)・桃(金)・栗(水)

【 五味 】 酸(木)・苦(火)・甘(土)・辛(金)・鹹(塩)(水)

【 五臭 】 臊(木)・焦(火)・香(土)・腥(金)・腐(水)

【 五液 】 涙(木)・汗(火)・涎(土)・涕(金)・唾(水)

【 五穀 】 麦(木)・黍(火)・栗(土)・稲(金)・豆(水)

【 五畜 】 鶏(木)・羊(火)・牛(土)・馬(金)・豚(水)

【 五声 】 呼(木)・笑(火)・歌(土)・哭(金)・呻(水)

 

・・・など、

人体や自然界に存在するものを五行に分類したものを「五行色体表」として表し

それぞれの関係性を考察しました。

 

そして、この「五行説」と前回お話した「陰陽論」を合わせて推究した

「陰陽五行説」を思想の大根幹として鍼灸治療や漢方治療に応用しているのです。

 

 

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陰陽論(インヨウロン)

陰陽論とは東洋医学の根幹をなす理論であり、森羅万象ありとあらゆる事象を、その時処位に応じて、すべてこの陰と陽の二つに配し関係付けるものとされています。

上下・前後・表裏・明暗・寒暖・動静・昼夜・内外・乾湿・大小・軽重・硬軟・強弱・攻防・生死・剛柔・勝敗・勝負・夫妻・親子・父子・母子・兄弟・姉妹・男女・日月・晴雨・春秋・東西・南北・背腹・天地・開閉・有無・真贋・真偽・清濁・加減・増減・賢愚・遠近・今昔・緩急・難易・是非・授受・美醜 ・・・ ・・・  等々。

このように、陽があれば陰があり、陰があれば陽があり、

陰と陽の互いが存在することですべての事象が成り立っています。

ただ、一方がなければもう一方も存在し得ないということに過ぎず、陽が「善」で陰が「悪」とする善悪二元論でもなくて、

陰は陽があって、陽は陰があって一つの要素となり、陰と陽の二つが調和して「中庸(陰陽バランスの取れた状態)」の状態となり初めて秩序が保たれているわけです。

たとえば、自分が健康であることは、自分の周りにあり、自分に影響を与える外的な事象を中庸にした健康になりやすい環境の中で、更に自身の状態を中庸にする事、そしてその事を客観的に捉えることが出来る自身である事と考えることも出来ますね。

 

陰陽のバランスを取りいつまでも健康でいるために・・・

 

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