勝田整体治療院

有名な整体(整体院)横浜市神奈川区東白楽駅/身長を伸ばす整体でも有名な横浜の整体院。

TEL.045-717-7277

〒221-0065 横浜市神奈川区白楽4-13 マツヤ第5ビル3F
(東横線/東白楽駅 徒歩1分以内・京浜東北線/東神奈川駅 徒歩約7分)

東洋医学

素問:四気調神大論 【春】を考察する

 

【素問 四気調神大論】

春三月、比謂発陳。天地倶生、万物以栄。

夜臥早起、廣歩於庭。被髪緩形、以使志生。

生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。比春気之応、養生之道也。

逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。

 

春を「発陳(発生、発育がつらなりならぶ)」と称し、気温の上昇とともに潜気発散し、天地の間に万物みな発生する。

朝は早めに起き、ゆっくり散歩するのが良い。髪は解きほぐし締め付けずゆるめ、全身をゆったりと自由にする。

志を立て意欲を起こし、育てる。そして起こった意欲は押さえつけず、のびのびと成長させる。

成長に役立つものはすべて取り入れ生かしていくべきで、奪ってはいけない。

春は新しいものを発生させ、万物が生き生きとして生気にあふれ動き始める時なので、人間の心体も新生の機に適応させて、のびやかで自然にその変化を受け入れていきましょう。

季節の変化で体調を崩された方は勝田整体治療院にお越しください。

 

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五行説(ゴギョウセツ)

 

五行説とは、古代中国における物質の根源にかかわる思想です。

当時、物質の根源要素としての「木」「火」「土」「金」「水」を5つの基本物質として選びました。

5種類の要素は「互いに影響を与え合い、それらの生滅盛衰によって森羅万象に変化を与え、循環していく」という考え方がこの思想の根底に存在します。

この5つの物質が影響を与える作用を5行いい、それらが互いに影響し合い、「相生」と「相克」という関係が生じることを導き出しました。

まず「相生」とは、5行の一つが順送りに相手を生み出し促進ていくことであり、

「木は燃えて火を生じ、火は灰となり土を生じ、土は金属を生じ、金属の表面には凝結により水を生じ、水は木を成長させる。」

と説いています。

そして「相克」とは5行の一つが相手を抑制し制約する作用のことであり、

「木は土に根をはり養分を吸い取り、土は水を吸収しせき止め濁す、水は火を消し、火は金属を溶かす、金属は木を切り倒す。」

と説明しています。

この五行説に基づき、

【 五臓 】 肝(木)・心(火)・脾(土)・肺(金)・腎(水)

【 五腑 】 胆(木)・小腸(火)・胃(土)・大腸(金)・膀胱(水)

【 五官 】 目(木)・舌(火)・口(土)・鼻(金)・耳(水)

【 五主 】 筋(木)・血脈(火)・肌肉(土)・皮(金)・骨(水)

【 五季 】 春(木)・夏(火)・土曜(土)・秋(金)・冬(水)

【 五悪 】 風(木)・熱(火)・湿(土)・燥(金)・寒(水)

【 五方 】 東(木)・南(火)・中央(土)・西(金)・北(水)

【 五色 】 青(木)・赤(火)・黄(土)・白(金)・黒(水)

【 五志 】 怒(木)・喜(火)・思(土)・憂(金)・恐(水)

【 五味 】 酸(木)・苦(火)・甘(土)・辛(金)・鹹(塩)(水)

【 五果 】 李(木)・杏(火)・棗(土)・桃(金)・栗(水)

【 五味 】 酸(木)・苦(火)・甘(土)・辛(金)・鹹(塩)(水)

【 五臭 】 臊(木)・焦(火)・香(土)・腥(金)・腐(水)

【 五液 】 涙(木)・汗(火)・涎(土)・涕(金)・唾(水)

【 五穀 】 麦(木)・黍(火)・栗(土)・稲(金)・豆(水)

【 五畜 】 鶏(木)・羊(火)・牛(土)・馬(金)・豚(水)

【 五声 】 呼(木)・笑(火)・歌(土)・哭(金)・呻(水)

 

・・・など、

人体や自然界に存在するものを五行に分類したものを「五行色体表」として表し

それぞれの関係性を考察しました。

 

そして、この「五行説」と前回お話した「陰陽論」を合わせて推究した

「陰陽五行説」を思想の大根幹として鍼灸治療や漢方治療に応用しているのです。

 

 

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陰陽論(インヨウロン)

陰陽論とは東洋医学の根幹をなす理論であり、森羅万象ありとあらゆる事象を、その時処位に応じて、すべてこの陰と陽の二つに配し関係付けるものとされています。

上下・前後・表裏・明暗・寒暖・動静・昼夜・内外・乾湿・大小・軽重・硬軟・強弱・攻防・生死・剛柔・勝敗・勝負・夫妻・親子・父子・母子・兄弟・姉妹・男女・日月・晴雨・春秋・東西・南北・背腹・天地・開閉・有無・真贋・真偽・清濁・加減・増減・賢愚・遠近・今昔・緩急・難易・是非・授受・美醜 ・・・ ・・・  等々。

このように、陽があれば陰があり、陰があれば陽があり、

陰と陽の互いが存在することですべての事象が成り立っています。

ただ、一方がなければもう一方も存在し得ないということに過ぎず、陽が「善」で陰が「悪」とする善悪二元論でもなくて、

陰は陽があって、陽は陰があって一つの要素となり、陰と陽の二つが調和して「中庸(陰陽バランスの取れた状態)」の状態となり初めて秩序が保たれているわけです。

たとえば、自分が健康であることは、自分の周りにあり、自分に影響を与える外的な事象を中庸にした健康になりやすい環境の中で、更に自身の状態を中庸にする事、そしてその事を客観的に捉えることが出来る自身である事と考えることも出来ますね。

 

陰陽のバランスを取りいつまでも健康でいるために・・・

 

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風門から風邪(フウジャ)寒邪(カンジャ)が入らないように!!

勝田整体治療院がある横浜市/白楽(東白楽駅前)では、今年2回目の積雪、前回1月22日よりも積雪量は少ないですが、交通機関への影響も出ているようです。

ところで、東洋医学では自然界の気候を、風・寒・暑・湿・燥・火 の6気に分けそれぞれが病気の発症に影響を与えると言われてます。

もちろんすべての人が病気になるわけでもなく、抵抗力が低下している身体が6気のような外因により病気になり易くなるということでしょう。

6気が影響して発病して病気になった場合それぞれを、風邪・寒邪・暑邪・湿邪・乾邪・火邪 と言います。

今の季節に注意しなくてはならないのは、もちろん「風邪(フウジャ)」「寒邪(カンジャ)」となります。

「風邪」「寒邪」や「風寒邪」が身体へ侵入するツボは、「風門穴」と言われています。

風門穴は、背部、第2・第3胸椎棘突起の傍ら1寸5分にあり。

頭を前に倒した時に、出っ張り動く背骨の下から2つ目と3つ目の骨の両脇の中心から指先2本分外側にあります。

もうご存じの方も多いかと思いますが、風邪(かぜ)の引き始めに、このあたりがゾクゾクされた経験をお持ちの方も多いと思います。

この季節、身体が弱っていると思われる方は、首筋から風邪(ふうじゃ)・寒邪(かんじゃ)・風寒邪(ふうかんじゃ)が入り込まないように、マフラーを巻いたりカイロで温めたりして 風邪 (かぜ)をひかないようにしていただきたいと思います。

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