夏の胃腸不調に注意!内臓冷えを防ぐ腸活術
暑い日が続く8月。つい冷たい飲み物やアイスを手に取りたくなりますよね。しかし、そんな「涼」の取り方が、実はあなたの胃腸を弱らせているかもしれません。
「お腹が張る」「下しやすい」「食欲が出ない」などの症状は、冷えによる内臓疲労が原因のことも多いのです。今回は、夏に多い“胃腸不良”の原因と、今日からできるセルフケア方法をお伝えします。
8月は胃腸不調が増える季節!その理由とは
冷たい飲み物・アイスの取りすぎが内臓を直撃
暑さをしのぐために、キンキンに冷えた飲み物やアイスを摂りがちなこの季節。これらは胃腸にとっては“冷たい刺激物”。内臓は冷えると血行が悪くなり、消化機能が低下します。
「お腹がゴロゴロする」「食後に膨満感がある」などは、そのサインかもしれません。
エアコンの効きすぎで内臓が冷える?
室内と屋外の温度差が激しいと、自律神経のバランスも乱れます。特に冷房の効いた部屋に長時間いると、身体の深部が冷えて「内臓冷え」につながります。
胃腸が弱ると夏バテや免疫低下にもつながる
胃腸の働きは、消化吸収だけでなく、免疫や代謝にも関わっています。内臓が弱っていると、疲れやすくなり、夏バテや風邪などにもつながります。
「夏になるとなんとなく不調が続く…」そんな方は、まず胃腸をいたわってあげましょう。
夏の胃腸不調を改善するための3つの習慣
1. 常温or温かい飲み物に切り替える
冷たいお茶や水を、常温または白湯にするだけで内臓への負担は激減します。外出先では保温ボトルに温かいお茶を入れて持ち歩くのもおすすめです。
2. 発酵食品&食物繊維で“腸活”する
納豆、味噌、ぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品は、腸内環境を整えてくれる強い味方。ゴボウやオクラ、わかめなどの食物繊維も積極的に摂りましょう。
3. お腹を冷やさない生活の工夫
冷房の効いた部屋では、お腹や腰を冷やさないよう薄手の腹巻やストールを活用しましょう。また、シャワーだけでなく、週に2〜3回はぬるめの湯船に浸かって身体の芯を温めるのも効果的です。
夏でも快適に胃腸を整える!おすすめ食材&レシピ
夏に食べたい「腸に優しい」食材一覧
- 発酵食品:納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ
- 食物繊維:オクラ、モロヘイヤ、かぼちゃ、わかめ
- 温め食材:生姜、長ネギ、にんにく、レンコン
- 水分&ミネラル:豆腐、すいか、きゅうり(摂りすぎ注意)
冷やしすぎないレシピの工夫
・冷汁:ごまや味噌ベースに、すりおろし生姜をプラス
・温野菜サラダ:オクラ・モロヘイヤ・カボチャなどを軽く蒸して
・発酵スープ:味噌汁に納豆を入れて“W発酵”スープもおすすめ
まとめ:夏の胃腸を守ることが元気の第一歩!
冷たいものの摂りすぎやエアコンの影響で、知らぬ間に胃腸は弱っています。夏バテを防ぎ、免疫力をキープするためにも、内臓の冷えを防ぐ生活と“腸活”を習慣にしましょう。