マスク生活が日常化した今日この頃、マスクの中で口を開けて浅い呼吸をされていませんか?
私たちは生きる上で常に呼吸をしています。
普段はほとんど意識せず、何気なく息を吸って吐いているだけと思いますが、実は呼吸は、私たちの心身の状態と深い関係があります。
私たちの生活の中で、意識しないで勝手に調整されている働きはたくさんあるわけですが、呼吸もそのひとつです。
例えば、体温、免疫、食べ物の消化や心臓の動きなどは、自律神経が自動的にバランスを保ってくれているのです。
これらは、みんな意識せずとも身体が行って勝手に行ってくれるのですが、自分ではコントロールできない機能なのです。
ただ、自律神経が調節している働きの中で、自分の意志でコントロールができる機能も唯一あります。
それが、「呼吸」ということになります。
ですから、この機能を逆手にとって意図的に呼吸を意識することにより、自ら自律神経に働きかけ、
体調を改善しようという試みが「腹式呼吸」という健康法というわけです。
【腹式呼吸のやり方】
背筋を伸ばして胸を軽く開き、鼻からゆっくりと息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出すイメージで、おへそが一番へこむところまで息を吐き切ります。
へこませたお腹を緩め、鼻から息を吸っていきます。少しずつお腹に空気を送り込むように、3~5秒かけてゆっくり吸います。お腹がだんだんとふくらんでいくことを確認しましょう。
ゆっくりと口から息を吐いていきます。お腹の中の空気をすべて出し切るメージでおこないましょう。
この 1 ~ 3 までを10回ほど繰り返します。
ではここで、試して欲しい複式呼吸法を1つ上げます。
それは、「4-7-8呼吸法」。
簡単そうに思える腹式呼吸ですが、普段肺呼吸をしていたり、浅い呼吸をしていたりすると、正しく腹式呼吸をすることは難しいと感じるのではないでしょうか。
腹式呼吸の1つである「4-7-8呼吸法」という呼吸法は、世界的に有名な健康医学研究者のアンドルー・ワイル氏が発案したもので、簡単に誰でもおこなえる呼吸法として多くの人に取り入れられています。
「4-7-8呼吸法」の特徴は、息を完全に吐き切って、さらに鼻からゆっくり息を吸うことから正しい「腹式呼吸」ができる点です。
脳波がα波に変化するため、すっきりと頭が冴えたり、眠りに入りやすい状態になったりするといった効果が期待されています。
【4-7-8呼吸法のやり方】
① 息を完全に吐き切る。
② 鼻から息を吸いながら4つ数える。
③ 息を止めて7つ数える。
④ 8つ数えながら息をゆっくり吐き出す。
ちなみに、当院で施術を受けたあとは自然に腹式呼吸ができることに気づかれることでしょう。
良い呼吸法が無理なく自然にできる身体でかつ健康になりたい方はぜひ、勝田整体治療院にお越し下さい!!
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